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産後の生理不順の原因と対処法は?いつまで続く?妊娠の可能性も?

産後の生理開始時期は、人によって様々です。母乳育児をしていない方なら、産後2~3カ月、母乳育児をされている方は、産後半年以上で、半数以上の方が生理再開になります。

しかしながら、産後は生理不順になりやすい傾向にあります。その理由は何故なのでしょうか?今回は、産後におこる生理不順の期間や原因、対処法などの知識を解説していきたいと思います。

産後に起こる生理不順の原因とは?

痛そうに子宮を抑える女性

一般的な生理周期は、25日~38日周期で、4~7日間くらい出血があります。しかし何らかの原因で、生理が1カ月以上たっても来なかったり、月に2回来るような生理を「生理不順」と呼びます。

妊娠から出産を経た後の体は、ホルモンバランスが安定しない為、生理が不定期になるのは珍しいことではありません。産後に起こる生理不順の原因を以下で見てみましょう。

ホルモンバランスの影響

妊娠中から産後にかけてのホルモンは、大きな変化を遂げます。まず妊娠すると、プロゲステロンとエストロゲンの分泌量が多くなり妊娠継続の役目をはたしますが、産後を期に分泌量が急激に低下します。

産後、脳の下垂体前葉から徐々に分泌され始めるホルモン「プロラクチン」に変化し、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によって、母乳を出すように働きかける役割と排卵を抑える働きがあります。

この影響で授乳をしているママは、ミルク育児をしているママより生理開始時期が遅く、生理不順になりやすい傾向にあります。

出産してから1年たっても生理が来ない場合や離乳してから3カ月経過しても生理が始まらない場合は、ホルモンバランスが不安定である。もしくは、何らかの病気である可能性があります。

産婦人科の医師に受診してもらうようにしましょう。

無排卵月経

無排卵月経は、排卵障害であり、脳の中枢部分や卵巣機能の異常が原因と考えられています。無排卵でも生理はあります。しかし、排卵が伴っていない為、生理が再開したのに、翌月は来なかったり、月に2度来るといった生理不順がみられます。

産後に起こりやすい無排卵月経は、妊娠や出産において排卵を促すホルモンがストップしていた為、産後のママのほとんどに見られる症状です。心配な方は一度医師に相談してみましょう。

育児ストレス

誰もが直面するのが育児によるストレスではないでしょうか?特に産後は自分の体調も安定しない上に慣れない赤ちゃんのお世話で、ストレスを感じやすく、産後うつなどにもかかりやすい時期です。

ストレスにより、子宮の筋肉が緊張して固まり、生理を促すホルモンを抑えて生理不順が起こりやすくなります。ストレスはなるべくためこまないように、上手に息抜きをしましょう。

睡眠不足

産後の睡眠不足は皆深刻です。睡眠時間は7~8時間が良いのですが、夜中の授乳や夜泣きで起こされ、まとめて寝ることが出来なくなります。

通常、正常なホルモンが分泌される時間帯は、夜22時~2時にかけてです。睡眠時間が不足していると、ホルモンのバランスが崩れ、生理不順を引き起こします。睡眠不足は肌の質も悪くなるばかりか、イライラの原因にもなります。

ママになって、たくさんやることがあるかと思いますが、夜寝れないのなら、昼間に! 赤ちゃんが眠っている間は出来るだけ一緒に休むようにしましょう。産後は、とにかく頑張りすぎない事が大事です。

産後ダイエット

産後ダイエットの黄金期間は、6カ月以内と言われます。しかしまずは体の調子を整えてからではないとダイエットを始めることはできません。

体型を気にするあまり、産後過度なダイエットをしていると、栄養不足に陥るばかりか、赤ちゃんにも十分な栄養が行き渡りません。食生活の乱れは、生殖機能の働きを悪くし、生理不順の原因になります。

産後は一番栄養が必要な時期!1日3食、栄養バランスの摂れた食生活を送るようにしましょう。

 産後の生理不順の対処法は?

赤ちゃんを抱っこする不安そうなママ

産後生理不順の主な原因は、授乳を促すホルモン「プロラクチン」にありました。生理不順だからといって、すぐに母乳をやめるわけにはいきませんよね。体のサイクルを正常にするための下記対処法を4つを試してみましょう。

ストレスは絶対に溜めないこと

産後の生活は、自分のことより赤ちゃん中心の生活になりがちです。我が子を優先するのは当然でありますが、自分のことにも少し目を向けてみましょう。たまには、赤ちゃんをご両親や一時保育施設に数時間預けて、旦那様とデートしてみてはいかがですか?

お友達と買い物やランチなどでもかまいません。リフレッシュすることで、心に余裕ができ、家事や育児を頑張る糧になります!自律神経が安定すると、正常なホルモンの分泌が行われ、生理周期が安定します。

バランスの良い食生活

産後に不足しがちな栄養素は、「鉄分」「カルシウム」「たんぱく質」です。良質な母乳を作る為の血液に必要な鉄分。母乳を通して吸収するカルシウム。骨や筋肉、皮膚などの体の骨格形成に必要なたんぱく質の3種類を多くとって、栄養バランスの摂れた食生活を送りましょう。

女性ホルモンの分泌を促す大豆食品も効果的です!

適度な運動

体型が気になって仕方ない方は、それだけでストレスが溜まってしまいますよね。そんな時は、産後すぐに始めることができる産褥体操がおススメです。

食事ダイエットを行うより、より効果的に!そしてより健康にダイエットをすることが出来ますよ。適度な運動は、体内の血流を促してくれます。疲れてしまうような激しい運動は、逆に生理不順を招く原因になるので、気をつけて下さい。

子宮をあたためる

子宮をあたためると、免疫力のUPや代謝UP、美肌効果の他に、ホルモンバランスの乱れを整える効果があります。腰回りを温める服を着たり、湯船につかる習慣をつける。マッサージや食生活改善などで子宮を温め、冷えを改善しましょう。

十分な血流が行き渡ると、栄養や酵素がしっかりと吸収され、生理不順が改善されます。

 産後の生理不順はいつまで?

生理不順 いつまで

産後の生理不順はいつまで続くのでしょうか?そこには産後の生理開始時期が大きく関係してくるんです・・・。

生理開始時期

産後の生理開始時期は、個人差があります。早い方は、産後2~3カ月頃には生理が開始しますが、遅い方は、1年以上生理が来ないことがあります。

生理は、産後早く来る分には問題ありません。生理が再開してから、不定期ぎみであったとしても、徐々に一般的な排卵周期になるので、心配しすぎないようにしましょう。

そもそも、産後の生理不順は、自然なことだといえるのです。前述でもご紹介したように、授乳している方は、ホルモンの影響で生理開始が遅く、不順になる傾向にあります。授乳が終わって、3度の生理周期後も不順な状態が続くようであれば、医師に相談してみましょう。

ミルク育児と生理の関係

「産後母乳の出が悪い」「仕事がある」などの個人的な理由から、ミルク育児をしているママがたくさんいます。ミルク育児のメリットは、赤ちゃんが満足いく量を飲むことができる点やママが赤ちゃんの飲む量を把握することができる。そして誰でもどこでも授乳をすることができる点です。

現在の粉ミルクは、母乳に似た成分で作られており、品質が良く、赤ちゃんにとって必要な栄養素を摂取することができます。「母乳のストレスを抱えるよりも、ミルク育児がラクで、楽しく授乳できる」というママもいるくらいです。

産後すぐからミルク育児をしている方は、産後2カ月頃には、母体が完璧ではなくともほぼ元の状態に戻るので、排卵が始まります。次の妊娠へ向けて始動するしくみになるので、妊娠を計画していない方は注意しましょう。

母乳育児と生理の関係

WHOが提唱するように赤ちゃんにとっての栄養は母乳が一番です。完全母乳を行っている方は、授乳の影響によって、無月経期間が長くなったり短くなったりします。

1日5回以上、1度に10分間の授乳を続けていると、排卵が抑制されるそうです。授乳を続けながらの生理再開、妊娠は難しいので、授乳スケジュールを立てていくようにしましょう。

 産後の生理不順は妊娠の可能性・・?

お腹を押さえている

産後一カ月検診において、医師より夫婦生活のOKサインがでれば、性交が可能です。「産後まだ生理が始まっていないし、授乳中だから妊娠はしないだろう」という油断は禁物です。

確かに授乳中はプロラクチンホルモンが分泌されているので、排卵を抑えて、排卵しずらい状況であることには間違いありません。しかし、生理が来ない間も排卵がある場合もあります。

気分がすぐれなかったり、吐き気があるような時は、妊娠の初期症状である可能性があります。妊娠に心当たりがある方は、妊娠検査薬で調べてみましょう。

妊娠したい場合は?

第二子、三子と産後すぐに妊娠を希望している方は、母乳の回数を減らすようにするのが良いでしょう。プロラクチンホルモンは日内変動しているので、日中と夜間では分泌量が違います。

この分泌量は、夜間の睡眠中に多くなるので、夜間の授乳をミルクに変えるなどの対策をして、徐々に混合育児を行ってからミルクへ移行するのがおススメです。

急に断乳してしまうと、赤ちゃんにとってもママにとっても良いことはありません。赤ちゃんの状況を見ながら、断乳をし始め、次の妊娠に備えるようにして下さい。産後の生理不順と次の妊娠で心配な時は、医師に相談してみるのが良いでしょう。

妊娠検査薬のタイミングは?

基礎体温を付けている方は、高温期に移行した日から数えて20日以上たった時期に妊娠検査薬を試してみましょう。生理不順で排卵日の特定ができない方は、性交した日の3週間以降に検査をする方法があります。

妊娠検査薬で陽性反応が出た方は、早めに産婦人科を受診するようにしましょう。

 ホルモンバランスを整え、充実した育児ライフを送ろう

育児 赤ちゃん

産後のママは、家事に育児にと24時間休みのない状態が続きます。ストレスがたまり、思い通りにいかなくてイライラすることもあるかと思いますが、そんなハードな時でも常に笑顔でいることを忘れないようにしましょう。

笑顔を作ることで、脳が活性化され、幸福ホルモンが分泌されます。育児をしているママが楽しいと思えることが、ホルモンのバランスを正常にしていきます。

生理不順であっても過度な心配は無用です。ご自分の体を自愛し、心身共に健康で充実した育児ライフを過ごして下さい!

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チッヒーママ

チッヒーママ

はじめまして、チッヒーママと申します。ママライターとして、妊娠・出産・美容関連の記事を掲載しています。
ダイビング・野球・熱帯魚オタク、多数の趣味をもつ夫と、8歳の娘、5歳の息子と私の4人家族♪ 仕事の傍ら、育児・家事に奮闘中です。よろしくお願いします!