妊娠中の肌荒れなぜ起こる?症状は?対策法とおススメスキンケア
妊娠中の肌荒れはなぜ起こる?症状とは?
妊娠中の肌荒れの症状は、人によって様々です。
今まで使っていたスキンケア用品が妊娠をきっかけにいきなり肌に合わなくなってしまったり、肌トラブルを起こしたことがない方が肌荒れを起こしてしまう。なんていうことがあります。
そんな妊娠中の肌荒れは、ホルモンバランスが影響しています。
女性の心と身体は、ホルモンに左右されており、美容や健康を司る守り神である一方、妊娠・出産やストレスなどで分泌量が乱れると、心身に変調をきたします。
それにより、肌荒れ・乾燥肌・にきび・吹き出物・シミ・そばかすなどの症状を引き起こします。
以下にて、その原因を詳しくみていきましょう。
妊娠中の肌荒れ5つの原因とは?
原因究明!女性ホルモンの働きと、その他の原因を解説!
原因1 肌トラブルは女性ホルモンの分泌量のバランスにあり
女性の体を司るホルモンは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類です。
エストロゲンは、妊娠の準備をする役割があり、生理開始から排卵前まで活発に分泌されます。
そして、排卵後にプロゲステロンの分泌が活発になり、通常は生理前まで分泌され続けますが、無事着床し、妊娠が成立するとプロゲステロンは引き続き分泌され続けます。
このプロゲステロンは、妊娠を継続させる為に必要不可欠なものですが、皮脂の分泌を活発にする働きがあります。
皮脂の分泌が増えると、ニキビや吹き出物といった肌トラブルを起こしやすくなります。
また、ホルモンバランスの変化が、肌のターンオーバーの乱れを起こし、古い角質が皮膚に残ったまま肌荒れを起こしてしまう方も多くいます。
原因2 つわりによる栄養不足
妊娠初期に経験するつわり。つわりには種類がありますが、吐き気をもよおしたり、食べ物の好みが変わるというのが特徴的です。
つわりは、妊娠初期の5~6週目頃から始まり、安定期に入る12~16週頃まで続くのが一般的です。
つわりが続く期間は約1~2カ月。この時期は、身体的・精神的にもダメージが大きく、なかなか食事を摂ることができません。
その結果、栄養バランスが偏り、肌荒れを起こしてしまうでしょう。
自分が食べられなくても、赤ちゃんはママの蓄えている栄養で成長していきます。
食事が不規則になっても食べられる時に食べられるものを口にしていくようにすることが大切です。
原因3 便秘や下痢の胃腸トラブル
妊娠初期は、ホルモンバランスの変化により、身体が栄養を蓄える働きをするため、代謝が悪くなり、腸の蠕動運動が悪くなります。
また体内に水分を蓄える働きをも同時に行う為、便に水分が行き渡らなくなり、便秘やむくみといった症状を引き起こします。
それにつわりによる食生活の変化や疲労・ストレス・運動不足などの悪要因が重なり、胃腸がうまく機能せず便秘や下痢といったトラブルをかかえがちになります。
胃腸は食べ物の消化・栄養の吸収に直結し、調子が悪いと肌荒れを引き起こしやすくなります。
原因4 妊娠・出産への不安やストレス
ストレスは自律神経を乱し、免疫機能の低下を招きます。
妊娠・出産への不安は、赤ちゃんを授かった喜びとともに訪れ、「自分はママになれるだろうか?」「ちゃんと育てられるだろうか?」などや将来の金銭的な不安にかられます。
それに加えてつわりが始まると、余計情緒が不安定になりストレスを感じてしまうでしょう。
このようなことから自律神経のバランスを壊してしまうと、免疫機能が低下して、お肌の炎症が起こりやすく、肌荒れが悪化してしまいます。
原因5 睡眠不足
良質な睡眠が、肌のターンオーバーをスムーズに促し、健康で外的刺激を受けにくい丈夫な肌を作り上げます。
しかし睡眠不足が続くと、新陳代謝の低下により肌荒れを起こしやすくなります。
妊娠初期はつわりにより常に眠たい状況が続く方もいると思いますが、昼間は眠たいのに夜になると目が冴えてしまうこともあるでしょう。また妊娠後期になると、お腹が苦しく寝る体勢が辛かったり、トイレが近かったりして、睡眠不足に陥ることもあります。
妊娠中のストレスも重なると、なかなか十分な睡眠がとれないこともあります。
妊娠中の肌荒れ予防 対策法は?
妊娠中は肌質が大きく変わる時期です。肌の回復力を信じて、できるだけ早く改善するように身体の内側と外側からの丁寧なケアを心がけましょう。
スキンケア・洗顔方法を見直す
妊娠初期は普段以上に肌が敏感になっているので、これ以上肌トラブルを加速させない為にも、スキンケアの見直しが必要です。
今使用中のスキンケアは一度ストップし、お肌に良い成分の基礎化粧品を使うようにしましょう。
無香料・無着色、保存料や添加物が少なく、天然の洗浄成分を使っている低刺激なものがおススメです。
またスキンケアを見直すと共に、洗顔方法を見直すことも肌荒れを改善する最善の方法です。
洗顔は、余分な汚れや皮脂を落とし、肌の水分と油分のバランスを適切な状態に整えてくれる役目があります。
肌に摩擦を与えず、負担にならないような洗顔料で、正しい洗顔をするようにしましょう。
紫外線対策をしっかりと行う
妊娠中に受ける紫外線の影響は妊娠前よりも大きく、しみやそばかすができやすく、肌荒れを起こしやすい状態にあります。
紫外線対策といえば、UVケアが重要ですが、肌荒れを起こしている状態で、今までの日焼け止めが肌に合うかどうか心配な方は、SPFが20~30のもので天然成分を使用した低刺激なものを使用するようにしましょう。
また、日傘や帽子をかぶって日差しを避けたり、日差しの強い時間帯には外へ出ないようにするなどの対策をとると良いでしょう。
質の良い睡眠を摂る
お肌のターンオーバーを促す為にも、質の良い睡眠をとることは肌にとってベストな選択の一つです。
枕などの寝具を変えてみるのもよいですが、経済的に負担がかかるので、まずは、寝る前の習慣に着目しましょう。
睡眠の2~3時間前に食事を終わらせる習慣をつける。お風呂には寝る1時間前に入り、寝る前のPCやスマホは禁止。
自分の好きな香りのアロマを炊き、部屋を薄暗くする。等、快い眠りを促す工夫をして、早寝早起きを心がけましょう。
ストレスをためないようにリラックスをする
ストレスを感じる要因は何かを突き止め、肩の力を抜くようにしましょう。
妊娠中は身体の変化により、身体的にも精神的にもストレスがたまりやすくなります。
そんな時こそ1人でかかえこまず、旦那様や友人、家族などに自分の悩みを話すようにしましょう。
悩みを口にすることで、心がすっきりします。
他にも自分なりのストレス解消方法を見つけておくと、ストレスとうまく付き合うことができて良いですよ。
葉酸サプリを摂取する
妊娠中の葉酸サプリの重要性はご存知かと思いますが、葉酸は造血作用で血行促進効果や肌の粘膜の代謝を高める働き、便秘解消効果があるので、お肌のコンディションを整える為に良い効果をもたらします。
葉酸サプリには、様々な栄養素や美容成分を添加したものがあります。
日々の食事にうまくサプリを摂り入れて、自分にあったサプリを摂取すると良いでしょう。
乾燥対策をしっかり行う
乾燥は、肌荒れに大敵です。基礎化粧品やボディークリーム等で保湿対策を行うことも重要ですが、お部屋など自分が過ごす環境の乾燥対策を行うようにしましょう。
人間が快適に過ごせる湿度は、40%~60%です。
加湿器を使ったり、濡れタオルを置くなどして、空気の乾燥を防ぐようにしましょう。
そうすることにより免疫力もUPします!
医師に相談する
セルフケアをしてもどうしても肌荒れが改善されない場合は、産婦人科や皮膚科の医師に相談するようにしましょう。
妊娠中でも使用可能な塗り薬や飲み薬などの処方をしてくれます。
妊娠中おススメのスキンケア用品は?
口コミでも大人気!妊婦さんのお肌に適したスキンケア用品をみていきましょう。
ノブACフェイスローション120mL(ノブ化粧品)
皮膚科医推奨。敏感肌の方の為に作られた高保湿の化粧水。
アルコールフリー・無香料・無着色で、低刺激。
保湿成分のセラミドが、刺激と乾燥からお肌を守り、コンディションが壊れてしまったお肌を完全サポートします。
化粧水以外にもメイク落としや洗顔料、乳液、保湿クリームなどの基礎化粧品一式があります。
7日間のトライアルセットのご購入(1500円送料無料)でお試しすることも可能ですよ。(価格 税込2376円送料別)
HABAハーバー高品位「スクワラン」
100%天然由来成分から作られた美容オイル。
防腐剤パラベン、石油系界面活性剤、鉱物油など一切使用していない完全無添加。
赤ちゃんからお年寄りまで、安心して使用することができ、フェイス以外にも妊娠線予防のお腹ケアや身体の保湿、毛先ケアなどが可能です。
15mLの小さいサイズで約3カ月のご使用が可能。
コストパフォーマンスが良いばかりか、保湿力もバツグンです。(価格税込 15mL1512円)
ETVOSエトヴォス モイスチャーライジングローション
無添加化粧品エトヴォスは、高濃度のヒト型セラミドを配合。
人の肌と同じ構造なので、自然と肌に馴染み、お肌の奥深くまでスーッと浸透します。
セラミド成分以外にも保湿力が高いヒアルロン酸やアミノ酸を配合し、潤いのある肌に導きます。
モイスチャーラインの2週間お試しセットは1900円、送料無料で注文が可能です。(価税抜 150mL3200円)
最後に
スキンケアの見直しと身体の内側からのケアで、妊娠中の肌荒れは必ず改善されます。
外側からのケアは、お肌に負担をかけない保湿重視のスキンケアを施し、内側からは、食事やサプリ、運動、睡眠など生活習慣を正して、ストレスのないように過ごしましょう。
妊娠中は、肌トラブル以外にも思いがけないトラブルに遭遇することがあるかもしれません。
そんな時は、自分の殻に閉じこもらず、何かの対策を考えるようにしましょう。
いつも笑顔でイキイキと!
楽しいマタニティーライフを送って下さいね。
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