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高齢出産は何歳から?リスクや障害など4つの重要点まとめ

 2016/08/28 不妊・妊活
この記事は約 7 分で読めます。

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1.高齢出産は何歳から?その定義について

山積みされた書籍

現在では、「初めて」出産をする女性の年齢が35歳以上ですと、医学的に高齢出産と区別されています。

何故区別されているかと言いますと、女性の年齢が高くなると、卵巣の機能が低下したり、子宮筋腫や子宮内膜症などが起こりやすく、様々なリスクを伴うようになるためです。

これらのリスクは、35歳になったら突然現れるわけではなく、年齢を重ねると同時に徐々に高まってくるものです。

また、自然妊娠確率も年齢とともに低くなっていきます。

妊娠のしやすさを表す「妊孕力(にんようりょく)」は、20代後半〜30歳で25〜30%、35歳では18%に減少、40歳ではなんと5%にまで落ちると言われています。そして、閉経が徐々に近づく45歳になるとたったの1%にまで低下してしまいます。

2.二人目妊娠の場合は何歳からが高齢出産になる?

初めて出産する場合35歳以上が高齢出産とされていますが、第二子以降を出産する場合であれば35歳であっても高齢出産という訳ではありません。

二人目妊娠中の経産婦さんの場合、一般的に40歳以上を高齢出産と定義付けられています。

経産婦は初産婦に比べ、母体の健康に対するリスクが低いため、このように高齢出産の年齢に差があるのです。

しかし初産婦・経産婦どちらであっても、同じ年齢であれば、染色体異常の発生など、生まれてくる赤ちゃんの健康に対するリスクは同じになります。

この点は二人目以降を出産したい方は要注意ですね。

3.高齢出産のリスクとは?

哀愁が漂う中年女性の後ろ姿

一般的に高齢出産と言えば、何かしらのリスクが伴うと言われていますよね?

では一体どのようなリスクがあるのでしょうか?

1)流産・早産が起こりやすい

まず、高齢出産のリスクの1つとして「流産・早産」が挙げられます。

全ての妊娠における自然流産率が10~15%なのに対し、35歳以上では約20%になるとされています。

その原因には卵子の老化や、これに伴う赤ちゃんの先天異常などが考えられます。

そして、早産についても同様にリスクが高まります。

前述しましたが、女性の年齢が高くなると、子宮筋腫や子宮内膜症などが起こりやすくなることも早産のリスクを高める原因と考えられます。

※参考記事放っておくと危険!子宮内膜症3つの症状と治療法とは?

2)妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)になりやすい

妊娠高血圧症候群は、妊娠中血圧の上昇や尿蛋白が出る、妊婦さんには要注意の症状です。

妊娠高血圧症候群となると、子宮内胎児発育遅延のリスクが高くなり、最悪のケースでは死産となってしまうこともあります。

高齢出産で妊娠高血圧症候群になりやすい原因としては、卵巣機能の低下や血管の老化などにより、血管内皮細胞が傷つくことが考えられます。

3)常位胎盤早期剥離になりやすい

常位胎盤早期剥離は、妊娠中や分娩時に先に胎盤が剥がれてしまう緊急事態です。

通常の分娩であれば、赤ちゃんが生まれたあとに胎盤が剥がれるのですが、先に胎盤が剥がれてしまうと、赤ちゃんに酸素などが送られなくなり、かつ大出血をおこし、母子ともに生命の危険が伴うとても怖いものなのです。

この常位胎盤早期剥離は、お腹に強い衝撃を受けた場合や妊娠高血圧症候群が原因となります。

妊娠高血圧症候群は高齢出産で起こりやすくなります。すなわち、妊娠高血圧症候群が原因となる常位胎盤早期剥離が高齢出産では起こりやすくなるのです。

4)難産になりやすい

初めての出産でかつ高齢という場合、骨盤や産道、子宮口の柔軟性や可動性が悪いことが多いと言われいます。

そのために、分娩に時間がかかったり、出血が多くなり難産になりやすいといわれています。(通常分娩までに15時間を要すると難産と言われています。)

特に、30歳を超えてくると、慢性的な運動不足などにより、冷え性を抱えている女性も少なくありません。そのような場合、難産の傾向が強くなります。

5)ダウン症などの先天性異常が起こりやすい

35歳以上になると先天性異常の発症率が高くなります。

ある調査では25~29歳で1.88%、35~39歳では2.02%、40歳以上では2.38%の確率となっています。

特に加齢が影響しやすいのは、先天性異常の中でもダウン症に代表される染色体異常です。

6)帝王切開になりやすい

高齢出産となると、上記のように様々なリスクを伴うことになります。

そうすると、母子の安全性を配慮するために、必然的に帝王切開を選択せざるを得なくなるケースが多くなります。

また、難産になりやすいことを見越して、最初から帝王切開を予定することもあります。

妊娠・出産には個人差があり、高齢出産の女性すべてがこれらのリスクを背負う訳ではありません。当然20代の妊婦さんにも起こり得るリスクです。

しっかりとこれらのリスクを知った上で、むやみに心配するのではなく、お腹の赤ちゃんと向き合うようにしたいところですね!

4.高齢出産で気になるダウン症と羊水検査について

羊水検査
出典:http://www.premama.jp/

前述のとおり、高齢出産では、お腹の赤ちゃんに先天性異常が発生するリスクが高まります。

先天性異常の中で特に多くの方が気にされているのは「ダウン症」ではないでしょうか?

ダウン症とは、21番染色体が正常であれば2本のものが、3本ある「21番染色体トリソミー」と呼ばれるもので、染色体異常の1つです。

無事に生まれてきてからも、心臓疾患や消化器疾患などの合併症が起こることもあるため、妊婦さんにとっては気がかりなことですよね。

ダウン症など、お腹の赤ちゃんの先天性異常を調べる方法には様々なものがあります。

お腹の赤ちゃんの先天異常を調べる方法とは?

多くの話題に上った、新型出生前診断のように、血液でその異常を発見することもできます。採血だけで診断ができるため、母体側のリスクを減らすことができる画期的な方法です。

しかしこの血液による診断では、ダウン症の他、13トリソミー、18トリソミーの発見をすることはできますが、その他の先天性異常を調べることができません。

そして100%の診断となるわけではありません。

そのため、血液による検査のあと、診断を確実なものにさせるためには「羊水検査」を受ける必要があるケースもあります。

羊水検査とは、お腹に直接注射器を刺し、お腹の中の羊水を抜き取り、その羊水を調べることで、赤ちゃんの異常を調べる検査です。

この検査には流産などのリスクも伴いますので、血液による検査の後、この羊水検査まで行うかどうかは医師としっかりと相談しながら考えなければなりません。

※参考記事胎動で分かる?妊娠中のダウン症の特徴や見分け方とは?

まとめ

以上が、高齢出産にまつわる気になる事柄についての解説になります。

確かに高齢出産ではリスクは確実に存在します。

しかし、正しい知識を身につけ、医師の指示に従いながら適切な生活を送ることで、そのリスクを減らすことができるのです。

これから妊活に励む方、現在高齢出産に挑もうとしている方は是非参考にしてみてくださいね!

>>男性にも出産適齢期が?!父親の年齢と子供の障害の関係性!

>>出生前診断の検査は4種類!判別できる異常は?費用は?

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garudan

garudan

大手情報サービス企業にて営業兼ライターとして勤務し、 転職後は外資系医療機器メーカーの営業として働いてきました。
妊娠を機に仕事をやめ、現在は2歳の子どもを育てるママです。 最近IT系会社に復職し、営業・事業企画をしております。